夏休み明けのテストお疲れ様でした!
さて、テストの結果も返ってきて良かった人も悪かった人もいるかもしれませんが
とりあえず、冷静に振り返っていきましょう!
このページのもくじ
今回の数学の個人的感想
平均点めちゃくちゃ高かったですねw
偏差値65や70を目指してた人にとってはかなり厳しいテストになったかなと
対策通りに取るべき問題をとっても偏差値がおもったより上がらなかったのではないでしょうか?
うちでも80点で偏差値70、70点で偏差値60を目指して対策していたので、数学がもともと60以上あった子は偏差値があまり上がらなかったです(キープまたはちょい上がりくらい)
まぁ、基礎問題の徹底とケアレスミスを無くす仕組みづくりと言ったものが夏のメインだったので、、、、、いや!!、、、めちゃくちゃ悔しい!!!
逆に偏差値50以下の子で+10くらい上がった子も3人に1人くらいいましたね
ここ数回の数学の平均点が例年よりも低かった分、今回の平均点は少しびっくりでした
今後の対策としてはやはり大問2の強化ですかね
大問2で出される「図形問題」と「規則性の②」が簡単なときは取れるようにしたいですね
平均点と偏差値
平均点は52.8点
偏差値 | 点数 |
---|---|
SS40 | 35点 |
SS50 | 53点 |
SS60 | 70点 |
SS70 | 86点 |
目標の偏差値まであとどれだけ足りないのかをしっかり確認しましょう
今までと比べた難易度は?
今回は急に簡単になりましたね
数学の平均点が50点を超えるのはあまり記憶にありません
過去6年の1~7回目までの最高平均点を見てみても
年度の最高平均点 | 平均点 |
---|---|
2021年第7回 | 49点 |
2020年第4回 | 51点 |
2019年第5回 | 47点 |
2018年第2回 | 49点 |
2017年第5回 | 50点 |
2016年第6回 | 53点 |
※第8回目は入試に合わせて大問1の配点が多くなり平均点が高くなる傾向があるため除外しました
過去5年の第1~7回目の中では今回のテストがもっとも平均点が高かったです
コーチ
簡単だったんでしょ、よかったじゃん
平均点高すぎると高い偏差値狙ってる人はきついんだよね
賢い犬
難しくなった問題
大問 | 小問 | 単元 | 難易度 |
---|---|---|---|
1 | (1) | 文字式の計算(加減) | |
(2) | 正負の数の計算 | ||
(3) | 文字式の計算(乗除) | ||
(4) | 平方根の計算 | ||
(5) | 因数分解 | ||
(6) | 連立方程式 | ||
(7) | 角度 | ||
(8) | 四分位範囲 | ||
(9) | 一次関数(変域) | ||
(10) | 空間図形 | ||
(11) | 方程式の利用 | 少し簡単 | |
2 | (1) | 作図 | |
(2) | 確率 | ||
(3) | 平方根の利用 | ||
(4) | 平面図形:面積 | 少し簡単 | |
(5)① | 規則性 | ||
(5)② | 規則性の応用 | ||
3 | (1) | 関数 | 簡単 |
(2) | 関数の発展 | 少し簡単 | |
4 | (1) | 合同の証明 | 少し難化 |
(2) | 合同を利用した角度 | ||
(3) | 図形の発展 |
今回のテストは証明だけが少し難しかったです
難しいというよりも引っ掛けみたいなので、丁寧に仮定で定義してあげる必要がありました
簡単になった問題もあったので少し説明しておきますね
1(11) 方程式の利用 | いつもよりも優しい文章問題 |
2(4) 平面図形の面積 | ここの問題は難問が多いので、今回は簡単。補助線さえ引ければ小学生でも解ける |
3(1) 関数 | |
3(2) 関数の発展 | 等積変形だったのでいつもよりも計算が少なく求めやすかった |
簡単になった問題はいつもよりも正答率が高かったように思えます
いつもは手が出せないような難問が今回は正解できた人が多かったのも平均点が上がった原因ですね
偏差値50突破を目指す人へ
取るべき問題
大問 | 小問 | 単元 | 難易度 |
---|---|---|---|
1 | (1) | 文字式の計算(加減) | ◯ |
(2) | 正負の数の計算 | ◯ | |
(3) | 文字式の計算(乗除) | ◯ | |
(4) | 平方根の計算 | ◯ | |
(5) | 因数分解 | ◯ | |
(6) | 連立方程式 | ◯ | |
(7) | 角度 | ◯ | |
(8) | 四分位範囲 | △ | |
(9) | 一次関数(変域) | ◯ | |
(10) | 空間図形 | ◯ | |
(11) | 方程式の利用 | △ | |
2 | (1) | 作図 | ✕ |
(2) | 確率 | ◯ | |
(3) | 平方根の利用 | ✕ | |
(4) | 平面図形:面積 | ✕ | |
(5)① | 規則性 | ◯ | |
(5)② | 規則性の応用 | ✕ | |
3 | (1) | 関数 | ◯ |
(2) | 関数の発展 | ✕ | |
4 | (1) | 合同の証明 | ✕ |
(2) | 合同を利用した角度 | ✕ | |
(3) | 図形の発展 | ✕ |
◯ 確実に解く問題 | △ 2問に1問は解く問題 | ✕ フルシカトする問題 |
---|---|---|
合計49点 | 合計10点 | ー |
いつもよりも「確実に解く問題」が2問ほど多いです
今回の北辰テストで偏差値50を突破するポイントは
今からするおすすめの対策
◯と△の問題で間違えてしまった単元を記録しましょう
それが一番最初に克服しないといけない問題になります
独学で勉強している人は数学の薄い問題集で間違えた単元の問題を解くようにしましょう
それが難しい場合は教科書の例題を中心に苦手単元の問題を解くのがおすすめです
偏差値50を取るのに必要なのは基本中に基本問題を確実に取ることなので
おすすめの問題集は「埼玉県 予想問題 数学大問1」です
学校のワークを使う場合はA問題を中心に復習していきましょう
偏差値60突破を目指す人へ
取るべき問題
大問 | 小問 | 単元 | 難易度 |
---|---|---|---|
1 | (1) | 文字式の計算(加減) | ◯ |
(2) | 正負の数の計算 | ◯ | |
(3) | 文字式の計算(乗除) | ◯ | |
(4) | 平方根の計算 | ◯ | |
(5) | 因数分解 | ◯ | |
(6) | 連立方程式 | ◯ | |
(7) | 角度 | ◯ | |
(8) | 四分位範囲 | ◯ | |
(9) | 一次関数(変域) | ◯ | |
(10) | 空間図形 | ◯ | |
(11) | 方程式の利用 | ◯ | |
2 | (1) | 作図 | △ |
(2) | 確率 | ◯ | |
(3) | 平方根の利用 | △ | |
(4) | 平面図形:面積 | △ | |
(5)① | 規則性 | ◯ | |
(5)② | 規則性の応用 | △ | |
3 | (1) | 関数 | ◯ |
(2) | 関数の発展 | ✕ | |
4 | (1) | 合同の証明 | △ |
(2) | 合同を利用した角度 | ◯ | |
(3) | 図形の発展 | ✕ |
◯ 確実に解く問題 | △ 2問に1問は解く問題 | ✕ フルシカトする問題 |
---|---|---|
合計64点 | 合計25点 | ー |
◯の問題はだいたい正答率40%以上ですね
△問題が多いのは今回はかんたんになった問題が多いためです
ただし、偏差値60突破するポイントは変わらず
証明と作図できっりち部分点を取ってくることです
今からするおすすめの対策
偏差値60を突破するために必要なことは
- 大問1はすべて解けるようにすること
- 大問1の文章問題を解けるようにすること
- 大問2の作図を解けるようにすること
- 大問4の証明問題を解けるようにすること
この4つの対策が必要ですね
問題集は基礎的なもので十分ですが、問題量は多いほうがおすすめです
基本的に市販の問題集よりもやはり塾専用の問題集の方が掲載している問題の量が多いので先生に聞いて問題集で練習していきましょう
北辰の数学で偏差値60は他の科目と比べて取りやすいです
対策する単元が明確なので基礎を固めつつ文章問題・作図・証明の演習をしていくといいでしょう
偏差値70突破を目指す人へ
取るべき問題
大問 | 小問 | 単元 | 難易度 |
---|---|---|---|
1 | (1) | 文字式の計算(加減) | ◯ |
(2) | 正負の数の計算 | ◯ | |
(3) | 文字式の計算(乗除) | ◯ | |
(4) | 平方根の計算 | ◯ | |
(5) | 因数分解 | ◯ | |
(6) | 連立方程式 | ◯ | |
(7) | 角度 | ◯ | |
(8) | 四分位範囲 | ◯ | |
(9) | 一次関数(変域) | ◯ | |
(10) | 空間図形 | ◯ | |
(11) | 方程式の利用 | ◯ | |
2 | (1) | 作図 | ◯ |
(2) | 確率 | ◯ | |
(3) | 平方根の利用 | ◯ | |
(4) | 平面図形:面積 | ◯ | |
(5)① | 規則性 | ◯ | |
(5)② | 規則性の応用 | △ | |
3 | (1) | 関数 | ◯ |
(2) | 関数の発展 | △ | |
4 | (1) | 合同の証明 | ◯ |
(2) | 合同を利用した角度 | ◯ | |
(3) | 図形の発展 | ✕ |
◯ 確実に解く問題 | △ 2問に1問は解く問題 | ✕ フルシカトする問題 |
---|---|---|
合計84点 | 合計11点 | ー |
◯の問題は標準的な問題が中心です
△は規則性で部分点を取ってくるイメージになります
ここで大切なことは
- 大問4の図形の発展問題
ここは時間があまらない限り手をつけないことです
逆に死んでも取ってくる問題は
- 作図
- 証明
- 証明を利用した角度
この3つです
どれを落としても偏差値70は難しいので部分点ではなく完答できるようにしましょう
今からするおすすめの対策
偏差値70突破でも難問を無理に解く必要はありません
標準的な問題を確実に解けるようになる対策が必要です
正直、やることは偏差値60突破と変わりません
難しい問題の載っている問題集ではなく問題量の多い問題集をケアレスミスなく解けるようにしましょう
振り返りまとめ
2022年9月4日に行われた北辰テスト第4回の数学について振り返りました。
全体的に簡単になったテストでしたので、夏にしっかりと対策ができた人は大きく伸びたのではないでしょうか
逆に偏差値を65以上目指していた人にとっては、いつもより10点以上多く取らないといけなかったので、少し厳しいテストになりましたね
北辰テストに思いっきり挑戦できる第4回が終わりました
今回の北辰テストをしっかりと振り返って次の北辰テストに活かしていきましょう
北辰対策記事
北辰テストの問題解説