この記事では偏差値50~55くらいの生徒に向けて偏差値60を突破する方法を紹介します。
北辰テストの受験者が多く、ほとんどの生徒が勉強を真剣にやりはじめる
第4~6回のデータを中心に紹介していきます
ポイントはこちら
- 65点を目指す
- 正答率30%以上の問題を解く
- 大問1は確実に正解すること
- 作図+証明で6点以上とる
- 大問2で3問以上正解
- 大問3(1)を正解
- 規則性問題①を正解
偏差値60突破のコツ
難しい問題をできるようにするのではなく、今でもほとんど正解できる問題を100%正解できるよに磨き上げることです
難問を見極める目を身に着けよう!(写輪眼がおすすめだよ)
賢い犬
このページのもくじ
北辰テストの数学で偏差値60突破するのに
必要な点数は?
つまり35点分は捨てても偏差値60を突破できることになります
超難問(正答率10%以下の問題)は毎回20点分くらい出題
これ以外のところで15点を落としても大丈夫ということです
15点だと大体3~4問になるため、見直しする問題をしっかりと見極めることが重要です
北辰テスト | 偏差値60の点数 |
---|---|
2021年第4回 | 64点 |
2021年第5回 | 66点 |
2021年第6回 | 65点 |
2020年第4回 | 64点 |
2020年第5回 | 65点 |
2020年第6回 | 65点 |
2019年第4回 | 61点 |
2019年第5回 | 64点 |
2019年第6回 | 62点 |
過去3年の平均 | 64点 |
2022年の北辰テストは第一回と第二回で平均点が例年よりもかなり低めです
そのため、60点くらいでも偏差値60を突破できるかもしれませんね
偏差値60突破を目指す人はとにかく65点以上とれるようにしていきましょう
コーチ
思ったよりも間違えてもいいんだね!
そのかわりに解ける問題は確実に解かないといけないからね!
賢い犬
北辰テストの数学で偏差値60突破するために
解くべき問題の正答率は?
これは正答率30%以上の問題をすべてもれなく正解すると偏差値60突破するという意味です
ただし
- 作図(5点)
- 証明(7点)
この2つは部分点がもらいやすいため完答でなくてもギリギリ大丈夫です
北辰テスト | 偏差値60の点数 | 正答率30%以上 正解した点数 |
---|---|---|
2021年第4回 | 64点 | 67点 |
2021年第5回 | 66点 | 65点 |
2021年第6回 | 65点 | 76点 |
2020年第4回 | 64点 | 69点 |
2020年第5回 | 65点 | 66点 |
2020年第6回 | 65点 | 70点 |
2019年第4回 | 61点 | 63点 |
2019年第5回 | 64点 | 66点 |
2019年第6回 | 62点 | 64点 |
過去3年の平均 | 64点 | 67点 |
表を見ても正答率30%以上の問題をすべて解いてギリギリ偏差値60を突破できるのがわかります
ただし、作図や証明は完答率が低いため正答率30%以上に入ってないことが多いため
作図や証明の部分点は正答率30%以上の問題とは別に考えても良さそうです
つまり
「正答率30%以上の問題」+「作図」+「証明」で65点を超えれば偏差値60突破できます
コーチ
作図・証明本当に嫌い、、、、
確かにね~作図とか証明は多くの子が苦手かもね(好き嫌いじゃなくてやるかやらないかだろ)
賢い犬
北辰テストの数学で偏差値60突破で
必答問題は?
- 大問1のすべての問題
- 大問2の確率
- 大問2の平方根
- 大問2の文字と式
- 大問2の規則性問題①
- 大問3の(1)
この6つは必ず解くべき問題になります
最近の配点傾向では
大問1で46点あるので、ここはミスなく全問正解したいところ
次に大問2では6問中3問以上は正解を目指します
そのためには大問2の中でも比較的簡単な確率と平方根、文字と式(文章題)あたりは対策しておきたいですね
さらに大問2の最後にある「規則性」の問題はあれです、めちゃくちゃ文章が長い問題です
これは1つ目だけ正解できればOKなのでここは確実に取りに行きましょう
大問3は最初の問題がザコ基礎問題なのでここを取ります
大問4は書いてありませんが一番最後の問題以外は手をつけたいところですね
コーチ
なるほど!戦う問題はだいたい決まってるんだね!
北辰テストの数学で偏差値60突破の
壁となる単元は?
- 方程式・連立方程式の利用(文章問題)
- 平方根の性質
- 文字と式(文章問題)
- 作図※部分点あり
- 証明※部分点あり
多くの生徒が壁になりやすいのがこの5つの単元になります
方程式・連立方程式の利用
大問1の最後または大問2の最後で出題される文章問題です
①、②に分かれておりそれぞれ3点、合計6点の問題になります
この問題は①さえ解ければ②も解けます(計算ミスなど検算で駆逐せよ)
ここの6点は確実にとりましょう
解説記事はこちら
平方根の性質
平方根は大問1で計算問題が出題されます
それ以外に大問2で平方根の性質を使った問題が出題されやすいです
ここは解き方をしっかりと復習しておくのが大切
解説記事はこちら
文字と式(文章問題)
文字を使った文章を式になおす問題が出題されます
この解き方は文字を実際に具体化すること
適当な数字を入れたりすると式が立てやすくなるのでおすすめです
作図・証明
この2つはボーナス問題ですね
死にものぐるいで部分点を取っていきましょう
- 作図なら必ず線を一本はひくこと
- 証明なら問題文からわかる仮定部分と結論部分だけでも書くよう
特に証明は北辰テストの解説をしっかり熟読して書き方を完コピしておくと部分点がもらいやすい印象があります
コーチ
完コピ!これは解説しっかり読んでないのがバレてしまうやつ!!
解説はしっかりと熟読しましょうね。とくに北辰は解説が親切なので読め
賢い犬
北辰テストの数学で偏差値60突破の
解いてはいけない問題
- 大問2の図形問題
- 大問2の規則性②
- 大問3(2)
- 大問4(3)
この4つは軒並み正答率が10%以下になることが多いため
シカトしましょう
問題を読む必要すらありません
ガン無視しましょう
目に入ると難しそうに見えて(実際むずかしいですが)頭を使ってしまうので
存在自体を無視しましょう
あまった時間は大問1と確実に解きたい問題を見直す時間にするのがおすすめです
北辰テストでは難しい問題を正解できる生徒ではなく
解きやすい問題を確実に解くほうが偏差値が上がります
コーチ
もしこの難問をぼくが解いたらみんなびっくりするかな~
自分の偏差値をしっかり理解して戦う問題を決めましょうね(んな偏差値で難問やるとか立場わきまえろや)
賢い犬
北辰テストの数学で偏差値60突破の
理想的な点数の取り方
- 大問1を全問正解(46点)
- 大問2の作図で部分点(2点)
- 大問2の(2),(3)のどちらか正解(4点)
- 大問2の規則性①だけ正解(4点)
- 大問3(1)を正解(5点)
- 大問4の証明で部分点(4点)
これで合計65点になります
この点数の取り方で重要な土台となるのが大問1の全問正解です
ここを1問落とすと一気に正答率が低い問題を正解しないと取り返しがつきません
北辰テストの数学はとにかく解ける問題を確実に解くこれです
難しい問題をときどき解けるよりも
今解ける問題をテストでも100%解けるようにしましょう
泥臭く部分点をもぎ取り、正解しやすい問題をきっちり取ってきましょう!!
賢い犬
ちなみに大問4(2)では合同を利用した角度の問題が出題されます
こちらは図形が得意な人は挑戦してもいいかもしれません
ここを取れればかなりの確率で偏差値60突破できるので、頭に入れておいてもいいかもですね
わからなくても図形からざっくりわかる角度を書いて泥臭くもがきましょう
北辰テストの数学で偏差値60突破
まとめ
- 偏差値60は65点とればOK
- 解くべき問題は正答率30%以上の問題
- 難問は無視する
偏差値が50~55の人が偏差値60突破するためには
今持っている力80%で正解できる問題を100%正解できるようにパワーアップさせましょう
カンのいい人は気づきましたね、そうです戸愚呂のように100%を開放するのです
どうしても苦手な単元をやりたいときは
- 方程式・連立方程式の利用(文章題)
- 平方根の性質
- 文字と式の文章問題
こちらの演習と
- 作図
- 証明
この2つを復習しておきましょう
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