2021年度の北辰テスト第5回は2021年10月3日に実施されました。
実際に自分で解いてみて、感じた難易度などを紹介していきますね。
賢い犬
この記事は、北辰テストを毎年解いている運営者が個人の見解で記事を書いております。
このページのもくじ
解いてみた感触
簡単な問題はいつもどおり、標準的な問題はいつもより簡単、難しい問題はいつもより難しかったかなとおもいました 。
総じて平均点は高めになると感じました。
コーチ
なんか今回は全然できなかったよ
そうだね。今回はできた人とできなかった人が二極化されるような問題の難易度でしたね
賢い犬
平均点が高くなると思った理由はこちら
- 大問1の文章問題が簡単
- 大問2の作図が基礎レベル
- 大問2の規則性の難問が優しかった
- 大問3の(1)が簡単すぎた
49点
48.8点
コーチ
50点こえるかもと思いましたが、ここ3年で平均点が50点を超えることはほとんどなかったので、49点くらいに落ち着くかなと思います
大問1の文章問題が簡単
大問1の最後にはここ最近、方程式の利用(文章問題)が出題されます。
方程式の利用でも文章が難しかったり、ひとひねりある問題が多い中、今回はかなりストレートな問題でした。
しっかり図を書いて、どの値を求めるのかを確認しておくことで簡単に解くことができたのではないでしょうか。
コーチ
文章問題の苦手な人は図を書くことで頭が整理させるのでおすすめです
大問2の作図が基礎レベル
大問2に出題される作図は例年だと第5回くらいから難しくなってくる傾向がありました。
しかし、今回の作図はかなり簡単だったと言えるでしょう。
ほとんどひねるもなく、作図の基本である
- 角の二等分線
- 垂線
こちらをマスターしておけば解けてしまう問題でした。
作図はもっとひねってくると思いましたが、今回はラッキー問題でしたね
賢い犬
大問2の規則性の難問が優しかった
大問2の最後には長文で規則性の問題が出だされます。
(1):4点問題:簡単
(2):5点問題:難しい&記述説明
が、ここ最近の傾向でした。
今回は(2)が穴埋め形式になっており、問題のレベルもかなり簡単だっと感じました。
たてとよこの関係に気がつけば瞬殺でしたね
賢い犬
大問3の(1)が簡単すぎた
大問3の(1)は私が教えているところでは偏差値50と55を分ける問題と言っています。
しかし、今回は問題が簡単すぎました。
おそらく正答率はいつもよりもかなり上がるでしょう。
ここの5点問題の正答率があがることは平均点もあがる可能性があります。
コーチ
これが5点問題なの?って思うほど簡単でしたね
実際に解いてみた感想まとめ
今回の北辰テストではいつも偏差値60以上をとっている人が更に上の偏差値を狙いやすかったと思います。
いつも偏差値60と65を分けるような
- 作図
- 文章題
- 規則性
このあたりが簡単だったので、しっかりと準備できた人はかなり高得点だったのではないでしょうか。
また、今回のテストではライバルのレベルがはっきりと分かるかもしれません。
今回のように標準的な問題が易しいテストで、
- 平均点が高いときその年の受験者レベルは高く
- 平均点が下がるようなら受験者レベルは低い
と考えられます。
もしも平均点が低くなったのなら、今年はチャンスだと思ってください!
しっかりと解き直しをして北辰テストを次に活かしましょう!
賢い犬
第5回目が実施される前に問題を予想していた記事はこちら